GOJARAPPE DAYS〜個人的な備忘録〜

アクセスカウンタ

zoom RSS 農業を守っていく人たち

<<   作成日時 : 2011/10/22 01:24   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

今日は都城で取材。フリーになりたての頃、初めて農業の取材をしたのがここ、都城だった。そのときは畜産の取材だったが、畜産の”ち”の字も知らない20代の終わり頃、ちゃんと取材になったのか、いま思い返してもなぞだ。っつか、考えると、冷や汗たらたら。

いまは畜産の”ち”、農業の”の”の字くらいはわかってるつもりだが、どうだっぺ?

今回は、畜産じゃなく、サトイモの取材。サトイモは練馬の白石さんに教わって、育てたこともあるし、そもそもうちの実家辺りじゃどこでもやってる当たり前の作物だからと気楽に取材にいったが、いろいろ話を聞き込むと、サトイモ云々より、いま、守っていかないと日本から農業がなくなってしまうかもしれないといった話になる。

もう、それは本当に切実で、悲鳴に、聞こえた。

高齢化、後継者不足が、本当に切羽詰まってきたことを改めて思う。南九州という日本の端のほうから現実がひたひたと迫っている。弱いところから、身動きが取れなくなってる

農や食の現場を歩いていると、日本の消費者のこだわりって異常だと思うことがあるんだけれど、そのうちそんな細かいこだわりを言っても、生産現場も加工現場も対応できなくなる日はすぐそこなんじゃないかな。

農業を守るために集約農業も進めているという。集約を進めているというより、集約しないとやっていけないということ。放っておけば耕作放棄地が進み、より農業が衰退していくのが目に見えているから、それに気づいている人たちは必死なのだ。でも、そういう人たちがなりふり構わず、動き始めているのは、きっと変化を生む予兆だとも思う。その変化が良い方向に行きますように。私はその人たちの言葉をわかりやすく伝えることでしか応援できないけれど。

それとは別に、取材後、口蹄疫の話になった。たまたま話をしていた人の実家が、肥育農家だという。

口蹄疫はでなかったので殺処分にはならなかったものの、出荷停止が続いたそうだ。

それ以上に大変だったのは、獣医が口蹄疫対策に奔走していたため、一般の畜産農家は置き去りにされてしまったこと。牛が病気だ、お産だといっても来てくれる獣医がいなかったのが本当に大変だったという。

幸いにして、殺処分にはならなかったものの、出荷停止となった肉牛は、もう売り物にはならない。経費もかさむ一方で出荷はできない牛がいた当時は「いっそのこと殺処分になってくれたほうが……」と思ったという。

そのあとに出た言葉が「いまのほうが地獄ですよ」だった

あのときに他の地域の種牛が殺処分されてしまい、子牛が入手できなくて、ようやく元にもどってものの、スコーンと抜けてしまった期間があるため、いまは、売り物になる牛がいない。経費だけがかさむ一方で売上がないのがいま。

農業だけではなく、漁業も林業も、同じように厳しい状況にさらされているいま、第一次産業は「守らなくてはいけない」産業になっている。

で、それを守るのは生産者だけではなく、消費者に課せられている課題でもあるんだなと思った今日

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
農業を守っていく人たち GOJARAPPE DAYS〜個人的な備忘録〜/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる